特定小電力無線単独装置と近距離無線の混在したシステムに違いは？

無線式遠隔通報型非常ボタンシステムへの質問と回答

（以下　ご質問への回答）

基本システムは同じですが、御利用方法に応じて２通りのシステムをご提案することができます。

１．近距離無線ボタン＋長距離無線送受信機。
周波数の異なる２種類の電波を使用します。
遠隔送信機の周辺で複数個の非常ボタンを御利用いただけます。
10ｍぐらいの狭い範囲内で複数個の非常押しボタンを使う場合におすすめします。

近距離無線送信機内蔵の非常ボタン
最大２０個まで。遠隔送信機まで電波の届く範囲内。
↓
近距離電波（１０～１５ｍ）
↓
遠隔送信機
近距離無線受信機+特定小電力無線送信機
↓
特定小電力電波　１００～３００ｍ
↓
遠隔受信機（特定小電力無線受信機)＋パトランプ ※接点信号出力

１台の送信機で複数個の押しボタンを管理する方式です。ボタンを設置する場所が一定の範囲内に複数個配置する場合、遠隔送信機を中心に半径１０ｍ前後の場合におすすめします。

近距離無線と特定小電力無線を組み合わせた緊急通報システムのイメージ図。
遠隔送信機（長距離無線送信機）の周囲に複数個のボタンを設置します。どのボタンが押されても１台の遠隔送信機を使って管理棟に無線連絡します。

遠隔送信機（長距離無線送信機）の周囲に複数個のボタンを設置します。どのボタンが押されても１台の遠隔送信機を使って管理棟に無線連絡します。

近距離無線式押しボタン発信機の電波を離れた受信機まで長距離無線で転送します。

別棟間で押しボタン２個の電波を管理棟へ転送するイメージ図。遠隔送信機に電波が届く範囲内で最大２０個までボタンを増設できます。

２．長距離無線方式のみの通報システム。

押しボタン付き遠隔送信機（特定小電力無線送信機）
↓
特定小電力電波　１００～３００ｍ
↓
遠隔受信機（特定小電力無線受信機)＋パトランプ ※もしくは接点出力、AC100V出力

特定小電力無線だけで構成された緊急通報システム。
呼び出し送信機２台＋受信機１台の構成例。
押しボタン付き発信機と受信機を特定小電力無線だけで構成された緊急通報システムのイメージ図

押しボタン付き発信機と受信機を特定小電力無線だけで構成された緊急通報システムのイメージ図。
受信機に赤色LEDをつけるなどして、どの送信機の発報かを受信機側で識別出来るように作り込むこともできます。

無線送信機、無線受信機に付属の独立したアンテナ。

送信機、受信機本体とコネクタで接続します。

土台付きの独立アンテナ本体とアンテナ接続延長ケーブル。延長ケーブルを使うと長さ約10mになります。

商品の詳細なご紹介ページはこちら！

無線式遠隔通報型非常ボタンシステム（特定小電力無線）

緊急呼び出し用の押しボタンを押す電波を送信。数百ｍ離れたや受信機ではパトランプやブザーの鳴動、もしくは接点信号の出力を行います。

長距離型無線の緊急呼び出し装置、ワイヤレスの呼び出し装置です。

工場内での一人作業中の緊急連絡と労災防止対策。工場での担当者呼び出し装置、倉庫、スポーツクラブ内での緊急連絡、大型ホール、野球場、駐車場、大学、研究施設、市場、港湾施設、鉄道施設、役所、工事現場など様々な場所でご利用いただいております。

受注生産品ですので屋内での使用、屋外での使用、ソーラーパネル方式など電源の種別などについてのご要望のご相談をさせていただいております。