守衛室の警報受信機でどの作業場の緊急警報かを識別できますか？

無線式遠隔通報型非常ボタンシステムへの質問と回答

作業場が2部屋あり、作業者に非常ボタンを携帯してもらい、仕事中に万一のことが発生した際、守衛所に無線で連絡したいと思います。

守衛室にある受信機にはどの作業場の発信機が警報を出しているかも分かるのでしょうか。

（以下　ご質問への回答）

可能です。以下のような運用イメージとなります。
移動式の押しボタンを複数個利用する場合。近距離無線と長距離無線をミックスしたシステムとなります。
作業場に遠隔送信機を１台と非常ボタン１個づつ（複数個も可能）配置し、もしいずれかの非常リモコンが押された時には、守衛室では作業場１、作業場２のどちらの作業場で発報したかを受信機の赤色LEDで識別するイメージとなります。

作業場に遠隔送信機を１台と非常ボタン１個づつ（複数個も可能）配置し、もしいずれかの非常リモコンが押された時には、守衛室では作業場１、作業場２のどちらの作業場で発報したかを受信機の赤色LEDで識別するイメージとなります。

上のイメージ図のように２つの作業場が離れている場合、もしくは、作業場と作業場の間が堅牢な壁を挟んでいるため（鉄筋コンクリート造り、鉄骨造り）に作業場と作業場の間で非常ボタンの電波が全く届かない場合は、非常ボタン１個＋遠隔送信機１台を作業場毎に２セット設置します。

守衛室まで電波が届きやすくするために、送信側の外部送信アンテナユニット、受信側の外部受信アンテナユニットを建物の外に設置し、送信側のアンテナと受信側のアンテナが見通しの利く位置に取り付けます。

守衛室で異常箇所を識別する方法ですが、２台の内のいずれかの遠隔送信機を、受信機の赤色LEDで識別する方式がございます。パトランプが回転すると同時に、どちらの送信機からの電波を識別するLEDが点灯します。

そのほかに、色違いの回転灯を２個受信機に接続して、回転灯で識別する方法もあります。
※上のイメージ図では遠隔送信機１と遠隔送信機２を識別します。

作業場に遠隔送信機を１台と非常ボタン１個づつ（複数個も可能）配置し、もしいずれかの非常リモコンが押された時には、守衛室では作業場１、作業場２のどちらの作業場で発報したかを受信機の赤色LEDで識別するイメージとなります。

※１台の遠隔送信機には最大２０個まで非常ボタン（近距離無線方式）を登録することができます。

以下のような据え付け式の非常押しボタンを使用する仕様で製作することもできます。
押しボタンはネジ止め式。送信アンテナを外壁に設置して、守衛室まで通信し易い環境を作ります。長距離無線のみを使った仕様になります。
据え付け式の非常押しボタンを使用する仕様で製作することもできます

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無線式遠隔通報型非常ボタンシステム（特定小電力無線）

緊急呼び出し用の押しボタンを押す電波を送信。数百ｍ離れたや受信機ではパトランプやブザーの鳴動、もしくは接点信号の出力を行います。長距離型無線の緊急呼び出し装置、ワイヤレスの呼び出し装置です。

工場内での一人作業中の緊急連絡と労災防止対策。工場での担当者呼び出し装置、倉庫、スポーツクラブ内での緊急連絡、大型ホール、野球場、駐車場、大学、研究施設、市場、港湾施設、鉄道施設、役所、工事現場など様々な場所でご利用いただいております。

受注生産品ですので屋内での使用、屋外での使用、ソーラーパネル方式など電源の種別などについてのご要望のご相談をさせていただいております。