火災報知機受信盤の警報信号を無線で事務所でベルを鳴らせますか？

リレー接点監視無線自動通報装置への質問と回答

防災設備関連の会社の者ですが、下記の用なことができるかどうかご回答願います。
工場にある火災報知機の受信機のa接点（無電圧）を使って、離れの事務所（距離50ｍぐらい）でベルを鳴動させることは可能でしょうか。
ご連絡おねがいします。

（以下　ご質問への回答）

以下のシステムをおすすめいたします。
リレー接点監視無線自動通報装置（特定小電力無線）

火災を感知したときに、ベルの鳴っている火災報知機の端子台から出力される無電圧A接点信号により専用の電波を自動送信し、事務所でブザーを鳴らすなどして知らせます。

火災報知機＋特定小電力無線送信機
※特定小電力無線送信機は火災を感知したときに火災報知機から出力される無電圧A接点信号入力により電波を自動送信します。

本装置と接続する際は火災報知器（火災警報盤）には無電圧A接点出力端子が必要です。
↓
有線アンテナケーブル１０ｍまで
↓
外部送信アンテナユニット
工場の外壁の事務所側方向に設置。受信機のある事務所が見えるような位置。
↓
特定小電力無線１００～３００ｍ
↓
外部受信アンテナユニット（ロッドアンテナ）
事務所の外壁に設置。工場の電波送信アンテナが見える位置に設置。
↓
有線ケーブル１０ｍまで
↓
特定小電力無線受信機＋ブザー付きパトランプ
事務所の中の目に付きやすい位置に取り付けます。
ブザーはご希望の機種をお選びいただく事もできます。

無線送信機は火災報知機のa接点信号を受けて作動、事務所のブザー付きパトランプが作動します。
火災報知機の警報（接点信号）が停止すると事務所の受信機側の回転灯も自動的に停止します。受信機側で回転灯を停止する仕様も製作出来ます。

※複数台を１台の受信機で監視する場合は、送信機から出る電波をワンショット信号にする方法があります。混信しにくくなります。

(本製品の特徴)
無線送信機、無線受信機に付属の独立したアンテナ。
アンテナの位置を変えて良好な通信環境を作り出すことができます。
写真のように立てた状態で取付けてください。横倒しや逆さに取付けると送受信感度が落ちます。
無線送信機、無線受信機に付属の独立したアンテナ

アンテナは送信機、受信機本体とコネクタで接続します。

土台付きの独立アンテナ本体とアンテナ接続延長ケーブル。延長ケーブルを使うと長さ約10mになります。

接点信号を受ける端子台の例。

商品の詳細なご紹介ページはこちら！

リレー接点監視無線自動通報装置（特定小電力無線接点信号伝送システム）

各種設備や警報盤から接点信号(無電圧a接点信号)を受けて、電波で離れた場所の受信機に伝送し、受信機から接点信号出力を行ったり、自動的に警告ブザーや様々な機種の回転灯を作動させて離れた場所に、送信機側の接点信号異常を知らせる事ができます。

各種警報機の２４時間異常無人監視、工場内の作業機械などの設備の運営効率アップ、無人化、省力化、
生産性向上、無駄ロスを排除、ミスの防止と迅速なトラブル対応にお役に立てます。

送信機～受信機までは長距離無線でやりとりしますので、自由に機器のエリアを設定できます。
通信距離は平均１００～３００ｍ。

送受信機とも通信環境を向上させる独立送受信アンテナが標準で付属しています。
さらに中継器を配置して通信距離を伸ばすことも可能です。

送信機、受信機とも独立したアンテナが付属しています。
送信機と受信機に付属の独立アンテナ

送信機、受信機は屋外設置可能な防雨ケースに収納したり、電源をソーラー電源に変更する事も可能です。受注生産品。ご希望の仕様の御相談を承ります。

途中に中継機を入れたイメージ図。建物や壁など障害物を迂回して接点信号が出力されたことを受信機に知らせます。
建物と建物の間に中継機を設置して障害物を避けるように通信する事ができます。

各種のセンサーや警報機の発報を離れた場所のパトランプやブザー、メロディ、音声アナウンスを作動させて知らせる。

1.送信機
接続されている設備や警報盤から送信機内部の端子台に無電圧a接点信号が入力されると受信機へ向けて電波で自動通報します。
内部には以下のような接点信号入力用端子台が内蔵されています。
※ワンタッチ端子台を使用しています。
送信機に内蔵された入力端子台