送信機の電波を受ける受信アンテナを屋外用で製作できますか？

リレー接点監視無線自動通報装置へのご質問と回答

接点信号入力型特定小電力無線通報機の受信アンテナを10m先の屋外に取付できるように製作はできるのでしょうか？
受信機本体は目につきやすい屋内に設置希望です。標準品から条件を変えてお願いします。

（以下　ご質問への回答）

可能です。

外部送信アンテナ、外部受信アンテナとも送受信機本体から１０ｍほど先の離れた場所に設置する事ができます。送信機、受信機ともアンテナとケーブルでつなぎます。

現在、外部受信アンテナユニットは屋内屋外兼用となっております。長さ１５㎝ほどのロッドアンテナでそのまま屋外に設置してもokです。

アンテナの土台部分に付属している標準のケーブル長は４ｍになっています。
延長用の6ｍケーブルを使って１０ｍに伸ばしてご利用いただくこともできます。

アンテナの土台部分に付属している4ｍケーブル。

以下　巻いてあるのは延長用の6ｍケーブル。

接点信号を有線で受ける送信機本体は屋内に設置し、送信アンテナは屋外の外壁に取り付けます。それに伴って接点信号を出力する受信側も受信機本体は屋内に設置します。
防雨ケース収納の特定小電力無線受信機と独立受信アンテナ。有線ケーブルで接続します。

防雨ケース収納の特定小電力無線受信機と独立受信アンテナ。有線ケーブルで接続します。写真のケーブル長さは１０ｍの例。
アンテナは屋内屋外兼用。外にも設置できます。

外部アンテナはL字金具などを使って立てた状態で取付けてください。
横倒しや逆さまにして設置すると送受信感度が落ちる場合がございます。

商品の詳細なご紹介ページはこちら！

リレー接点監視無線自動通報装置（特定小電力無線接点信号伝送システム）

各種設備や警報盤から接点信号(無電圧a接点信号)を受けて、電波で離れた場所の受信機に伝送し、受信機から接点信号出力を行ったり、自動的に警告ブザーや様々な機種の回転灯を作動させて離れた場所に、送信機側の接点信号異常を知らせる事ができます。

各種警報機の２４時間異常無人監視、工場内の作業機械などの設備の運営効率アップ、無人化、省力化、
生産性向上、無駄ロスを排除、ミスの防止と迅速なトラブル対応にお役に立てます。

送信機～受信機までは長距離無線でやりとりしますので、自由に機器のエリアを設定できます。
通信距離は平均１００～３００ｍ。

送受信機とも通信環境を向上させる独立送受信アンテナが標準で付属しています。
さらに中継器を配置して通信距離を伸ばすことも可能です。

送信機、受信機とも独立したアンテナが付属しています。
送信機と受信機に付属の独立アンテナ

送信機、受信機は屋外設置可能な防雨ケースに収納したり、電源をソーラー電源に変更する事も可能です。受注生産品。ご希望の仕様の御相談を承ります。

途中に中継機を入れたイメージ図。建物や壁など障害物を迂回して接点信号が出力されたことを受信機に知らせます。
建物と建物の間に中継機を設置して障害物を避けるように通信する事ができます。