警報盤異常を土地を挟んで100m離れた建物に報せる商品はありますか？

リレー接点監視無線自動通報装置への質問と回答

警報盤から出力された接点信号の出力（警報盤には無電圧出力接点が必要です)を、離れた建屋までの通報したいのですが、有線で直接配線することが出来ません。
※他人の土地をまたぐため。

○物件と周囲の条件
駐車場見通し距離１００ｍ。途中に電波を遮るような障害物なし。
警報盤(出力接点付き)、台数４カ所。
該当設備より電源AC100Vは配線可能です。

送受信機は防雨仕様ですか？
もしそうでない場合、防雨ケースに収納して組んだ場合、電波が飛ぶでしょうか？もしくは、送受信アンテナのみ独立して外付けにできるでしょうか？

送受信機の組み合わせの数量１対１、もしくは１体４でも使えるでしょうか？

（以下　ご質問への回答）

屋外でも見通しの利く状態で１００ｍほどの距離でしたら、高い位置に送信機、受信機に付属の独立送信アンテナ、独立受信アンテナを設置して、アンテナ同士でお互いに目視できる位置関係で設置していただければ問題なく通信できると思います。

送受信機は予め防雨ケースに収納した形で製作する事も可能です。
防雨ケースの場合、樹脂ケースに収納しますので電波を遮る事はほとんどありません。

もし送受信機を低い位置に設置される場合は見通しが利かなくなる可能性がありますので、アンテナ部分を独立させて、アンテナどおし電波の通信しやすい高い位置に設置する事をおすすめします。

送信機のアンテナはロッドアンテナ型（2014年11月現在)となっています。
送信機、受信機の組み合わせですが、１対１、複数対複数でもokです。

基本システムは以下の商品となります。
接点入力型無線自動通報システム（特定小電力無線）
http://www.musen-yobidasi.com/settenmusen/index.htm

機器構成は以下の通りとなります。
１．特定小電力無線送信機
無電圧a接点入力端子付き
電源：AC100V
防雨ケース収納

２．特定小電力無線受信機＋外部受信アンテナユニット
受信機本体は建屋内に設置。
外部受信アンテナユニットのみを外に設置します。
電源：AC100V

複数台の送信機を１台の受信機で監視する事もできます。
以下　４台の送信機を１台の受信機で管理するイメージ図。

商品の詳細な内容は以下の商品名をクリックしてください。

リレー接点監視無線自動通報装置（特定小電力無線接点信号伝送システム）

無線送信機は各種設備や警報盤から出る接点信号(無電圧a接点信号)を受けて、電波で離れた場所の受信機に伝送します。

無線受信機は電波を受信すると、自動的に接点信号出力を行ったり、様々な機種の回転灯を作動させて送信機側の接点信号異常を知らせます。

電波の通信距離　100～300m

各種警報機の２４時間異常無人監視、工場内の作業機械などの設備の運営効率アップ、無人化、省力化、生産性向上、無駄ロスを排除、ミスの防止と迅速なトラブル対応にお役に立てます。

送信機、受信機とも独立したアンテナが付属しています。
送信機と受信機に付属の独立アンテナ

送信機、受信機は屋外設置可能な防雨ケースに収納したり、電源をソーラー電源に変更する事も可能です。
受注生産品。ご希望の仕様の御相談を承ります。

途中に中継機を入れたイメージ図。建物や壁など障害物を迂回して接点信号が出力されたことを受信機に知らせます。
建物と建物の間に中継機を設置して障害物を避けるように通信する事ができます。

各種のセンサーや警報機の発報を離れた場所のパトランプやブザー、メロディ、音声アナウンスを作動させて知らせる。

1.送信機
接続されている設備や警報盤から送信機内部の端子台に無電圧a接点信号が入力されると受信機へ向けて電波で自動通報します。
送信機に内蔵された入力端子台

送信機の接点入力端子と各種設備や警報盤、センサーの接点信号出力端子を信号ケーブルで接続します。

2.受信機
送信機からの電波を受信すると、内部端子より自動的に接点信号出力を行います。
受信機に内蔵された出力端子台

回転灯や警報ブザーを作動させる仕様で製作する事も出来ます。

(利用方法のご紹介)
分析機器が警報アラームを発したときにパトランプを回転させる。
設備トラブル信号が出たら、離れた受信機へ送信して警報を出したい。
水位計、流量計、停電、故障の警報盤の接点信号を受けてパトランプを回したい。
工場の漏電信号、火災警報器の信号を守衛室へ送信する無線装置を検討しています。
高架水槽の給水信号（フロートスイッチ）の無人監視。
シーケンサーの接点出力警報を約100ｍ離れた場所へ送りたい。
ポンプの故障の遠隔監視。
ビニールハウスの温度、湿度、空調機、ボイラー異常の無人監視。